鵠沼プールガーデン(くげぬまプールガーデン)は、かつて神奈川県藤沢市鵠沼海岸四丁目4番1号にあった小田急電鉄経営のプール施設。通称くげプー

歴史

湘南地域の学童の体力向上と水難事故防止を目的に、1936年(昭和11年)に神奈川県立鵠沼プールが開業。その後1938年(昭和13年)に藤沢町に経営移管され藤沢町営鵠沼プールとなり、1940年(昭和15年)10月1日に藤沢町が市制を施行し、藤沢市営鵠沼プールとなった。 1961年(昭和36年)4月1日には鵠沼海浜公園の一部となった。

1958年(昭和33年)の台風で大きな被害を受け、厳しい財政事情により復旧に苦慮していたが、小田急電鉄の協力を得て、同社運営プールとして、1961年7月21日に鵠沼プールガーデンがオープンする。

プールに付属する施設は時代によって変化し、初代は帆船、次は親子亀、最終段階では海賊船「スカイポンド・ジャーニー(通称スカポン)」だった。

しかし、辻堂海浜公園や公立プールなどが整備されたことに加え、レジャーの変化などから入場者数は減り、施設老朽化も進んだことから、2000年(平成12年)9月3日に営業を終えた。閉鎖後は藤沢市に土地の使用権が戻り、2001年(平成13年)7月20日から、鵠沼海浜公園スケートパークとして暫定利用している。なお、最寄りの江ノ電バスのバス停名は現在も「鵠沼プールガーデン」である。

営業時間

  • 9:00 - 17:00(夏季のみの営業)

料金

  • 大人1,800円、子供900円(廃業時点の料金)

脚注

外部リンク

  • くげぬまプールガーデン(インターネットアーカイブ)

鵠沼海浜公園改修事業|実績 日本PFIインベストメント株式会社|PPP/PFI事業統括・参加サポート

小田急鵠沼プールガーデン ToMuCo Tokyo Museum Collection

鵠沼プールガーデン跡地にある鵠沼海浜公園スケートパークと解体直前の三笠会館鵠沼店の外観 藤沢市鵠沼海岸 2021年10月上旬撮影 YouTube

藤沢市 市立鵠沼海浜公園改修事業について 湘南人

鵠沼海浜公園改修事業|実績 日本PFIインベストメント株式会社|PPP/PFI事業統括・参加サポート