『STEREO 3』(ステレオスリー)は、山崎まさよし通算3枚目のプライベートアルバム。2021年11月13日発売。制作はEMI Records、発売・販売元はユニバーサルミュージック合同会社。CDのみの「通常盤」のほか、山崎のプラモデルが付属した「完全生産限定盤」、プラモデルとミニチュアCDキーホルダーが付属した「オフィシャルファンクラブ「BOOGIE HOUSE」限定コンプリートセット」の三種で発売。
解説
- 1996年発売の「STEREO」、1997年発売の「STEREO 2」以来、24年ぶりとなる"プライベートアルバム"シリーズの第三弾。
- "プライベートアルバム"とは作詞・作曲・編曲・演奏・ヴォーカルをすべて山崎本人が行った、プライベート色の強いアルバムを指すシリーズ。アルバムタイトルに「STEREO」と付いていない「SHEEP」や「アトリエ」も同じ流れを汲む作品だったため、「以前出した『SHEEP』(1999年発表)が、そういう意味では『STEREO 3』だったんですが」とインタビューで答えている。本作では収録曲の内「サイドストーリー」ではギターに石成正人、「温かい手」ではストリングスに4重奏を迎えており、全ての楽曲を一人でレコーディングしているわけではない。
- 収録曲のうち、「Flame Sign」「Updraft」は2020年発売のEP「ONE DAY」に収録されていた。その他の曲は全て今作の為に書き下ろされた。
- 「Prelude」は1分21秒と短い曲だが、今作では未完のまま収録されており、将来フルレングスで曲を完成させる予定である。
- 「Hello ヘヴン」は2009年に逝去した忌野清志郎へ宛てた曲。曲中では忌野清志郎本人のライブでのMC音声を使用したパートがある。山崎が所属するオフィスオーガスタの代表である森川欣信が、かつてRCサクセションのディレクターを務めていたことをきっかけに、本人の声の使用が実現した。
- 「斉藤さん」の斉藤とは、斉藤和義のことである。「DIY」をテーマにした曲であり、斉藤和義もDIY好きという共通点から本人に無断で仮タイトルを「斉藤さん」としていたが、そのまま正式なタイトルとなった。
- 「泣き顔100%」では山崎の娘のコーラスが使われている。
- フィジカル盤にのみボーナストラックとして、2021年の山崎のツアーにさかいゆうがゲストで登場した際のライブ音源「コイン feat. さかいゆう ("ONE KNIGHT STAND TOUR 2021"@高知市文化プラザかるぽーと 2021.07.18)」が収録されている。
収録曲
脚注
関連項目
- 2021年の音楽



