山本 吉宣(やまもと よしのぶ、1943年1月27日 - 2023年7月7日)は、日本の政治学者。専門は国際政治学。東京大学名誉教授、青山学院大学名誉教授、新潟県立大学名誉教授、PHP総合研究所研究顧問。

経歴

1943年、神奈川県生まれ。東京都立小石川高等学校を卒業。東京大学教養学部で国際関係論を専攻し、1966年に卒業。1968年、同大学院社会学研究科修士課程修了し、1968年よりミシガン大学大学院に留学した。1974年にミシガン大学にて博士号を取得。

1975年、埼玉大学教養学部専任講師に就いた。助教授、教授に昇進。1989年、東京大学教養学部教授となる。2003年に東京大学を定年退官し、名誉教授となった。その後は青山学院大学国際政治経済学部教授として教鞭をとった。2013年に青山学院大学を定年退職し、名誉教授となった。2013年から新潟県立大学政策研究センター教授、2020年に名誉教授となった。1998~2000年に日本国際政治学会理事長を務めた。

受賞

  • 2007年:第8回読売・吉野作造賞を受章。著書『「帝国」の国際政治学』による。

著作

単著

  • 『国際的相互依存』(東京大学出版会, 1989年)
  • 『「帝国」の国際政治学――冷戦後の国際システムとアメリカ』(東信堂, 2006年)
  • 『国際レジームとガバナンス』(有斐閣, 2008年)

共著

  • (衞藤瀋吉)『総合安保と未来の選択』(講談社, 1991年)

編著

  • 『講座国際政治(1)国際政治の理論』(東京大学出版会, 1989年)
  • Globalism, Regionalism and Nationalism: Asia in Search of its Role in the Twenty-first Century, (Blackwell, 1999).
  • 『変貌するアメリカ太平洋世界(3)アジア太平洋の安全保障とアメリカ』(彩流社, 2005年)

共編著

  • (鴨武彦)『相互依存の国際政治学』(有信堂高文社, 1979年)
  • (薬師寺泰蔵・山影進)『国際関係論のフロンティア(4)国際関係理論の新展開』(東京大学出版会, 1984年)
  • (鴨武彦)『相互依存の理論と現実』(有信堂高文社, 1988年)
  • (田中明彦)『戦争と国際システム』(東京大学出版会, 1992年)
  • (岩田一政・小寺彰・山影進)『国際関係研究入門』(東京大学出版会, 1996年/増補版, 2003年)
  • (猪口孝・大澤真幸・岡沢憲芙・スティーブン・R・リード)『政治学事典』(弘文堂, 2000年)
  • (河野勝)『アクセス安全保障論』(日本経済評論社, 2005年)
  • (武田興欣)『アメリカ政治外交のアナトミー』(国際書院, 2006年)
  • (押村高・羽場久美子)『国際政治から考える東アジア共同体 (青山学院大学総合研究所叢書) 』(ミネルヴァ書房、2012年)

脚注



「ヤバいよ、ヨシ!」圧巻地元デビューの山本由伸に通算1000試合出場のベテランが賛辞 山本も「グラシアス!」と反応:「おっ!」でつながる地元

山本由伸、会見で見つかった

山本由伸、初勝利報告に使った

吉田正尚と山本由伸がメジャーで通用しなかったのってはっきり言って絶望感やばかったよな? MLB超速まとめちゃんねる

「山本宣治終焉の地(光榮館跡)」のプレートを訪ねる こくた恵二site