大室古墳群(おおむろこふんぐん)は、長野県長野市松代町大室にある古墳群。国の史跡に指定されている。
約500基の古墳の中には、盛り土をした盛土墳(前方後円墳など)や土石混交合墳もあるが、八割近くが小石を積み上げて墳丘とした渡来人墓制である積石塚で、「合掌形石室」という特殊な埋葬施設である。この形は全国に40例、そのうち25例がこの古墳群に集中している。
分類
古墳群は、地形的に北山(きたやま)・大室谷(おおむろだに)・霞城(かじょう)・北谷(きただに)・金井山(かないやま)の大小5つの支群に分類される。このうち、最も規模の大きい大室谷支群が史跡指定地となっている。
大室古墳館
- 長野県長野市松代町大室310
- 料金 - 無料
- 見学時間 - 9:00-17:00
- 毎週月曜日・祝日の翌日および冬季(12月-3月)休館
- 交通 - 長電バス屋代須坂線「大室駅」バス停下車徒歩約20分、上信越自動車道長野ICから約20分
参考画像
文化財
国の史跡
- 大室古墳群 - 1997年(平成9年)7月28日指定。
関連項目
- 中部地方の史跡一覧
脚注
外部リンク
- 大室古墳群 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 大室古墳群の保存整備、大室古墳館 - 長野市ホームページ




