魚川 祐司(うおかわ ゆうじ、1979年 - )は、日本の著述家、翻訳家。ニックネームはニー仏。
来歴・人物
千葉県出身。東京大学文学部思想文化学科卒業(西洋哲学専攻)、同大学院人文社会系研究科博士課程満期退学(インド哲学・仏教学専攻)。
2009年末からミャンマーに渡航し、テーラワーダを中心とした仏教の行学(実践と学問)を学びつつ、仏教・価値・自由などをテーマとした研究を進める。
仏教徒を自称しておらず、自身がいわゆる「仏教徒」であるとの自覚はないとしている。また、自身は学者ではないとも述べている。
著作
- 『仏教思想のゼロポイント:「悟り」とは何か』(新潮社) 2015年
- 『だから仏教はおもしろい! 前編』(Evolving) 2014年12月
- 『だから仏教はおもしろい! 後編』(Evolving) 2015年2月
- のち合本『講義ライブ だから仏教は面白い!』(講談社、講談社 α文庫) 2015年12月
共著
- 『悟らなくたって、いいじゃないか』(プラユキ・ナラテボー共著、幻冬舎) 2016年10月
- 『感じて、ゆるす仏教』(藤田一照共著、角川書店) 2018年5月
翻訳
- 『ゆるす : 読むだけで心が晴れる仏教法話』(ウ・ジョーティカ、新潮社) 2015年
- 『自由への旅』(ウ・ジョーティカ、新潮社) 2016年
論文・寄稿
- CiNii>魚川祐司
脚注
注釈
出典
参考文献
- 魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』新潮社、2015年4月。ISBN 9784103391715。
- プラユキ・ナラテボー、魚川祐司『悟らなくたって、いいじゃないか』幻冬舎〈幻冬舎新書〉、2016年10月。ISBN 9784344984363。
関連項目
- ミャンマーの仏教
外部リンク
- ミャンマー仏教書ライブラリー ~英緬仏教書の翻訳・公開~
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