川村 克己(かわむら かつみ、1922年3月13日- 2007年6月14日)は、日本のフランス文学者。立教大学名誉教授。

人物・経歴

東京生まれ。1934年(昭和9年)、津久戸小学校を卒業。

1945年(昭和20年)東京帝国大学文学部仏文科卒業後、助手を経て、立教大学文学部助教授、教授、1988年(昭和63年)定年、名誉教授。

立教大学退職後は、新潟産業大学副学長を務めた。

1989-93年日本フランス語フランス文学会会長を務めた。

著書

  • 『ひとり歩きのフランス語』白水社 1963
  • 『川村ふらんす語読本』駿河台出版社 1974
  • 『ふらんす語参考書』駿河台出版社 1979
  • 『川村ふらんす語作文』駿河台出版社 1984

共編著

  • 『中級フランス文法』秋山晴夫、安井源治、島岡茂、河村正夫共著 第三書房 1961
  • 『現代フランス語のできるまで フランス語小史』家島光一郎、田島宏共著 白水社 1962
  • 『基本フランス単語集』谷長茂、長塚隆二共編 駿河台出版社 1966.10
  • 『実用フランス語技能検定試験仏検合格のための傾向と対策3級』文部省認定 全訂 萩原茂久、鯨井佑士著 朝倉剛共監修 エディシヨン・フランセーズ 1996

翻訳

  • アルベール・カミュ『ギロチン』杉捷夫共訳 紀伊國屋書店 1958
  • ドニ・ド・ルージュモン『愛について エロスとアガペ』鈴木健郎共訳 岩波書店 1959 のち平凡社ライブラリー
  • フイリップ・デュ・ピュイ・ド・クランシヤン『騎士道』新倉俊一共訳 白水社 文庫クセジュ 1963
  • マルロー『王道』世界の文学 第41 中央公論社 1964
  • 『地底の冒険 ヴェルヌ全集 第8』集英社 1968
  • ピエレット・サルタン『クリスチーヌの愛』山本顕一共訳 主婦の友社 1971
  • ガエタン・ピコン『アンドレ・マルロー論』1975 サンリオ選書
  • ルナール『ニンジン』集英社 ジュニア版世界の文学 1975
  • ジュリアン・グリーン「クリスティーヌ」『フランス短篇24』集英社 現代の世界文学 1975
  • ジュリアン・グリーン『地を旅する者』キリスト教文学の世界 1 主婦の友社 1977
  • ラ・ファイエット夫人『クレーヴの奥方』世界文学全集 9 集英社 1981

参考

  • 「アンドレ・マルロー論」訳者紹介 

脚注


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