魯 淑(ろ しゅく)は、中国三国時代の呉の武将。本貫は徐州下邳国東城県。
生涯
『三国志』呉書に伝のある魯粛の遺腹の子。壮年にして濡須督の張承から、自身と同じ職に至るだろうと評価された。
永安年間(258年 - 264年)に昭武将軍・都亭侯・武昌督となる。建衡年間(269年 - 271年)に仮節を授かり、夏口督に移った。任地にあっては厳整で、地方を正す才を有していた。
鳳凰2年(273年)7月、西晋の領地である弋陽を包囲したが、王渾によって撃ち破られた。
鳳凰3年(274年)に死去。子の魯睦が爵位と兵馬を継いだ。
出典
- 陳寿撰、裴松之注『三国志』呉書 魯粛伝 s:zh:三國志/卷54#魯肅
脚注



